入店客数、来店者数、トラフィック(Traffic)とも呼ばれています。
来店客数とは
「店舗に入ったお客様の人数」を表します。
来店客数の計測方法
数取器などを使った手動による計測方法や、最新技術を使った来店客数カウンター、AI搭載のカメラまで、幅広い計測ツールが存在します。
来店客数が影響を与える指標
来店客数の増減が影響を与える指標といえば、「売上」を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。しかし、実は密接に関連するのが「購買率」と「購入客数」です。
売上を上げる施策を立案していくためには、その構成要素を因数分解し、細かく要素に対して改善を行っていくことが重要となります。
まず、「売上」の構成要素から見てみましょう。
「売上」は「客単価」と「購入客数」から構成されていますので、計算式に表すと以下のようになります。
①売上=客単価×購入客数
「購入客数」をみてみると、「来店客数」と「購買率」から成り立っていますので、計算式で表すと以下のようになります。
②購入客数=来店客数×購買率
売上の要素である購入件数(①参照)は、来店客数のうち何割のお客様が購入に至ったかという購買率で決まるのです。
来店客数が増加した場合、購買率が増加または変化がなくても購入件数は増加します。
反面、来店客数が減少した場合、購買率が増加しても購入件数は減少する可能性があります。
※購入件数についてはこちら
※購買率についてはこちら
来店客数を増やすには?
来店客数は2つのKPIで構成されます。
①お店の前を通りかかるお客様の数(=店前通行人数)
②店前通行人数のうち、何割が入店したか(=来店率)
つまり来店客数とは「お店の前を通りかかるお客様のうち、一定の割合で店舗に入店した数 」と言い換えることができますので、より多くの店前通行人を来店客に転換する施策が重要となります。
※店前通行人数についてはこちら
※来店率についてはこちら
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