客単価は「一人のお客様が一回の取引で支払った金額」を表します。
平均客単価とは
複数の取引金額を合計し、取引回数で割った数値が平均客単価となります。
英語では(Average) Purchaseと表現します。
平均客単価を構成する要因
平均客単価は以下2つのKPIで構成されます。
①商品1点あたりの平均単価(=平均商品単価)
②1会計あたりの平均購入点数(=平均買上点数)
つまり平均客単価とは「1回の会計でいくらの商品が何点売れたかの平均を算出した数値」と言い換えることが出来ます。
※平均商品単価についてはこちら
※平均買上点数についてはこちら
平均客単価が影響を与える指標
上記のスライドは、各KPIが売上高に至るまでのフローを表しています。
売上高は「購入件数」と「客単価」から構成されており、この2つの指標の値により増減が決定します。
平均客単価が増加した場合、購入件数が増加・変わらない場合でも売上高は増加します。
反面、平均客単価が減少した場合、購入件数が増加しても売上高は減少する可能性があります。
このように平均客単価は、売上高を構成するKPIと深い関係にあります。
平均客単価が影響を与える指標をしっかり理解し、店舗の現状を把握するためにデータを活用することで、売上高を効率的に向上させることができます。
※売上高を構成するKPIについてはこちら