店舗を運営するうえで多くの企業が最重要指標(KGI)と位置付ける「売上高」について、その言葉の意味と構成についてご紹介いたします。
売上高とは
売上高(うりあげだか)とは、企業の目的にあたる商品・製品などを販売又はサービスによって得た代金。商品を買ったときに入るお金のこと。単に売上(うりあげ)ともいう。※Wikipedia参照
つまり売上高とは「お店の商品とお客様のお金を交換した結果」と言い換えることができます。
売上高を構成する要因
「お店の商品とお客様のお金を交換した結果」である売上高を分解すると、
①何人のお客様が商品とお金を交換したか(=購入件数)
②交換する商品に対し、いくら支払ったか(=客単価)
上記の2つに分類されます。
つまり売上高を分解して考えることにより「何人のお客様が、いくら払って商品とお金を交換し、その合計がいくらになったか」を知ることができます。
※売上高を構成するKPIについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
売上高を評価する指標
一般的に、売上高を評価する場合、2つの指標が多く用いられます。
その一つが「売上予算」 です。
店舗ビジネスにおいて、売上予算の達成は会社が目指す収益目標を達成するために重要な指標となります。
予算の設定は、過去の店舗実績と期待するリターンの大きさで決定するのが一般的です。
売上実績と予算から「予算比」を算出し、評価に用いるケースが多いです。
2つめは前年比など特定の期間を対象とした「期間比較」です。
ある一定の期間と比較し、どの程度売上高が増加/減少したかを評価する方法です。
売上実績と期間(前年)実績から「期間(前年)比」を算出し、評価に用いるのが一般的です。
頻繁に用いられるこの2つの評価方法ですが、実は大きな違いがあります。
※売上高を評価する指標について際しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
さいごに
このページでは売上高の意味と構成するKPI、評価指標についてご紹介いたしました。
普段業務にあたっているとつい忘れがちな売上高の意味を再確認し、どうしたら売上増加につなげることができるかのヒントになれば幸いです。