KGIとは "Key Goal Indicator" の短縮語で、日本語では「重要目標達成指標」を訳されています。企業が最終的に目指す数値目標のことです。
一般的な小売店舗では「売上予算」や「利益率」などをKGIに設定することが多く、「今期の売上予算である〇円を達成する」「〇%アップ」のように数値を用いた目標を設定することで、より明確な指標として利用することが出来ます。
KGIは企業(または店舗)が達成すべき目標を従業員に常に認識してもらい、企業の成長を図るために設定します。そのため、KGIを設定することで以下のようなメリットを得ることが出来ます。
会社(または店舗)の目標を従業員に示せる — 論理的に数値目標を与えられた従業員は、自分の存在価値を見い出し、モチベーションを維持した状態で業務にあたることが出来ます。
やらなければいけないことが明確になる — KGIに関連する評価指標(KPI)を持つことで、重点的に取り組んだ成果を数値ベースで振り返ることが可能になります。
店舗毎の進捗が分かる — KGIには数値を使用するため主観が入りません。店舗単位でKGIを設定することで、それぞれの進捗が一目でわかります。
KGIを設定する際は、次の5つの要素すべてを含むことが望ましいです。
明確性〈Specific〉 — 「誰が見てもわかる具体的な数値」であること。
計量性〈Measurable〉 — 「測定(集計)が可能な数値」であること。
現実性〈Achievable〉 — 「現実性のある数値」であること。
関連性〈Relevance〉 — 「KPIを達成することで、結果的にKGIを達成できる数値」であること。
適時性〈Time-bound〉 — 「期間を設定した目標値」であること。
KPIを設定する — KPIとは"Key Performance Indicator" の短縮語で、日本語では「重要業績評価指標」を訳されています。KGIを達成するための要素を細分化した指標を指します。KPIとKGIはセットで考え設定する必要があります。
プランを立てる — 必要なKPIを設定したあとは、KGI達成に向けた大まかなプラン建てを行いましょう。実店舗では外部環境の変化によりその時々でKGIの達成に必要な条件が大きく変化するため、プラン建ては過去傾向を基に、あくまで参考程度にとどめておくと良いでしょう。
定期的に評価する — KGI・KPI共に進捗状況を定期的に評価して、適切に行動できているか確認が必要です。KGIを売上予算達成に設定し予算進捗が好調に推移しているにも関わらず、一つのKPIだけを持ち出し悪い部分を指摘するのはよくある間違いです。KPIはあくまでも「KGIを達成するための一つの指標」であることを忘れないようにしましょう。
改善点が見つかった場合はすぐにアクションを起こす — 定期的な評価の中で、事前に立てたプランとの乖離が見つかった場合は、すぐに改善アクションを実行しましょう。判断が難しい場合は、ためらわずに上司に相談しましょう。
KGIは企業の成長にとって重要な目標指標です。KPIと合わせて適切に運用することで、目標を達成できる確率は大きく増加します。この記事が皆様にとって目標を達成するためのヒントになれば幸いです。
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